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- 非同次1階線形部分方程式の解法
- 補助方程式(同次方程式)
を解いて余関数(
)を求める。
- 余関数に含まれる積分定数を未知関数(
)で置き換え
元の方程式(同次型)に代入すると、
についての微分方程式が得られる。
(定数変化法)
- 上の結果として、未知関数に対する導関数(
)が求まるので、
これを積分して
を決定する。
余関数
を変形して、
両辺をxで積分すると、左辺はyについての積分に変換できるので、
対数関数と指数関数の関係から、
定数変化法
の積分定数を
と置き換えて、元の微分方程式(非同次型)の解を
と表されると仮定し、非同次微分方程式に代入して整理する。
ただし、
ここで、
であるから、左辺の第2項と第3項は互いにキャンセルする。
したがって、
以上より、解は
平成15年12月15日