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4元連立1次方程式を例に方程式の解法を説明する。
この方法は、一般のn元連立1次方程式にも適用できる。
ここで、
と置く。
式(4)から式(7)に、それぞれ、
余因数
を掛け算して、
これら4つを足し合わせると、
ここで、式(3)を上の左辺に適用すると、第2〜4項は0(零)となるの
で、
したがって、
同様に、式(4)-(7)に
を掛け算して足し合わせるて変形すると、
が
求まる。(
)
以上より、連立1次方程式の解は、一般に
と表される。
(教科書 p. 42)
平成15年7月4日