Next: 11 スペクトラムアナライザ
Up: elec_measure_out
Previous: 9 磁束、磁界測定
Subsections
オシロスコープは、一般的には水平方向である
軸が時間軸となっており、垂直方向である
軸は電圧軸となっている。
表示画面には、ブラウン管を用いたものと、液晶を用いたものがある。
電圧値の計測には、プローブを用いる。
オシロスコープは、普通入力抵抗 1M
入力静電容量
Fを有する。
したがって、測定する信号源などの出力インピーダンスが高いと、正確に測定できない。
その時には、図31のような減衰プローブなどを使用する。
この場合は、10:1 の例であるが、100:1 や1000:1 などもある。
プローブを使用する前には、必ずプローブ補償を行なう必要がある。
オシロスコープに以下の波形が表示されているとする。
垂直軸がのレンジが1 V/divであり水平軸のレンジが1 mS/divである場合、振幅は
で4V、周期は
mSである。
周波数は、
Hz となる。
2つの正弦波の位相差を検出するには、2現象のオシロスコープを用い、リサージュを表示する。
表示されたリサージュ波形が以下の様になった場合、その位相差は、
 |
(131) |
となる。
Next: 11 スペクトラムアナライザ
Up: elec_measure_out
Previous: 9 磁束、磁界測定
Nobuo Nishimiya
平成18年9月25日