このWeb教材は、上記教科書を参考に作られており、教科書の補助教材として作 られております。 教科書を購入することを前提としておりますので、本文中に記載されている教科 書のページと照し合せながら、授業を進めます。
ホームページ上ではありますが、 このような大変有用な教科書を執筆して下さった広瀬氏に、感謝申し上げます。
この授業では、 スクリプト言語 ``Ruby''を用いてアルゴリズムとオブジェクト指向の考え方を 習得することを目的とする。
授業の進め方は、``講義''70%, ``演習''30% を予定。 状況によっては、比重が変化する場合もあり。
さまざまな言語が、オブジェクト指向的なプログラミングが可能なように改良さ れてきた。 例えばc言語はc++言語に、Perlはversion 5 からオブジェクトの機能を有する ようになり、Visual Basicは伝統的なBasicを基礎としてオブジェクト的な 記述ができる言語として発展した。
その中でも``Ruby''は、はじめからオブジェクト指向を念頭において作られた言 語であり、またプログラ厶の記述方法が非常に簡単で、楽しくプログラミング を学ぶには大変優れている。
実際にプログラムを記述する際には、UNIXベースの環境で学ぶ。一通り、UNIXの 使い方について復習しておくことが望ましい。 Unixについては、以下URLの、セクション1,2,3,4,5を復習するとよい。
http://www.ee.t-kougei.ac.jp/~nisimiya/Linuxkanren/Study/unix_basic.html