
![\begin{eqnarray*}
\left[
\begin{array}{ccc@{\hspace{2ex}:\ }c}
2& 3& -1& 5\\
4& 4& -3& 3\\
2&-3& 1& -1
\end{array} \right]
\end{eqnarray*}](img5.png)
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から
の範囲で乱数を発生させ,
,
に代入して,

次に,連立方程式

連立方程式を解く過程で誤差が発生するので,
は
と完全には一致しない.

以下,1000回の試行により得られた結果を示す.
縦軸は対数目盛(
).
最初のグラフは,試行の順に誤差を対数目盛で示している(縦軸).
から
の範囲で誤差が発生している.
誤差の小さい順(昇順)に並び替えたものが次のグラフである. ``with pivoting''は,部分的ピボット選択を行った場合である.
多くの場合,
以下の誤差で解が求まっているが,およそ
%のケースで誤差が
を越えている.
ピボット選択をした方が確実に誤差が減少するといえる.
以上
T.Kinoshita