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例題2
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例
例題1
特殊解を利用する場合
上の方程式の解を
と仮定する。
であるから、 上のように仮定することで、
を適切に選べば、左辺が 右辺と等しくなることが期待できる。
をもとの方程式に代入し、方程式が成立するよう定数
を 決定する。
両辺を
で割算し、整理する。
この式が
の値によらず成立するには、
したがって、
は与えられた微分方程式の解である。 この解には積分定数が含まれないので、一般解ではなく、 特殊解である。
補助方程式
を解く。
特性方程式より、
余関数が求まる:
したがって、求める方程式の一般解は
定数変化法
先に求めたように、補助方程式を解いて余関数
が得られる。
上式の
を
で置き換えて、元の微分方程式に 代入する。
部分積分により、
したがって、求める方程式の一般解は、
平成15年11月3日