D フリップフロップ
の応用としてシフトレジスタと呼ばれるレジスタ回路
(データを一時的に記憶させておく回路)がある.
D フリップフロップを多段に接続することで,
クロック信号に同期して入力するデータを順に移動(shift)させることができる.
3段のシフトレジスタ
- クロックパルスの入力に同期して,データが順に移動する
シリアル・パラレル変換
4段のシフトレジスタ
|
時間 |
input |
A |
B |
C |
D |
t1 |
1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
t2 |
0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
t3 |
0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
t4 |
1 | 0 | 0 | 1 | 0 |
t5 |
0 | 1 |
0 | 0 | 1 |
t6 |
1 | 0 | 1 |
0 | 0 |
t7 |
1 | 1 |
0 |
1 |
0 |
t8 |
0 | 1 | 1 |
0 | 0 |
|
入力端子から,時間をおって,順に (0, 0, 1, 0)と入力された信号
(シリアル通信)を
4ビットの信号として,(D,C,B,A)に同時に取り出すことができる
(パラレル通信).
シリアル通信
- 伝送路上を一度に1ビットずつ,逐次的にデータを送ること
パラレル通信