JavaScript 3


  1. イベントとイベントハンドラ
  2. フォームとイベント
  3. 選択リスト(select)
  4. 主要なオブジェクト
  5. 課題3


参照


イベントハンドラ

ウィンドウシステムのような GUI(Graphical User Interface) を利用するプログラムでは,
マウスクリック,ドラッグ,キー入力などの操作の事象(イベント)を監視し,
イベントが発生すると,それに対応した処理を行う仕組みが組み込まれている.

マウスクリックなどの事象をイベントと呼び, イベント発生に対応して行う処理コードをイベントハンドラと呼ぶ.

例1

上のHTMLファイルで表示されるページ

上の例では,head部分を省略し,body部分のみを示している.
imgタグに

に対するイベント処理を定義している.

関数 clickAction の定義

      function clickAction(e) {
         alert("押されたボタンのコード: "+ e.button);
      }

イベント属性


例2

上のHTMLファイルで表示されるページ

上の例では,head部分を省略し,body部分のみを示している.

同様の動作をFORM内に表示するページ:

上のHTMLファイルで表示されるページ

上の例では,head部分を省略し,body部分のみを示している.


フォームとイベント

フォーム(FORM)はWebページへのデータの入力に使用される.

FORMはHTMLと利用者との対話を可能とするためのもので, テキストなどの入出力,ボタン,リスト選択などの機能を提供する.

次はフォームの例である.

上のHTMLファイルで表示されるページ


次はフォームとイベントの例である. BODY部のみを示す.

上のHTMLファイルで表示されるページ

  1. FORM


選択リスト(select)

上のHTMLファイルで表示されるページ


チェックボックス

上のHTMLファイルで表示されるページ


イベント

イベント属性 イベントの発生 オブジェクト
onClick マウスクリック  
onDblClick マウスをダブルクリック  
onMouseDown マウスボタンが押された  
onMouseUp マウスボタンが離された  
onMouseOver マウスカーソルが入った  
onMouseOut マウスカーソルが出た  
onMouseMove マウスカーソルが動いた  
onKeyDown キーが押された  
onKeyUp キーが離された  
onKeyPress キーが押された  
onLoad ページがロードされた <body>
onUnLoad 他のページに切り替わる <dody>
onReset リセットボタンが押された <form>
onSubmit サブミットボタンが押された <form>
onChange 値が変化した <input>, <select>, <textarea>
onSelect テキストが選択された <input>, <textarea>
onFocus 選択された <a>, <area> 他
onBlur Focusが解除された <a>, <area> 他

shiftキーやcontrolキーが押された場合,onKeypDownイベントは発生するが, onKeyPressイベントは発生しない.

上のリストでは<body>〜</body>のみを示す

上のHTMLファイルで表示されるページ


主要なオブジェクト

いくつかのオブジェクトについて, メソッドと属性の抜粋を以下に示す.

上のHTMLで表示されるページ

上の例では,head部分を省略し,body部分のみを示している.


課題3

次のウェブページを作成しなさい.

  1. ex3-1.html
  2. ex3-2.html


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