Doxygenの操作


ドキュメント作成までの過程は次のようになる。
  1. ソースファイル(プログラムファイル)にドキュメントを書き入れる
  2. Doxygen設定ファイル Doxyfile を生成し、 オプションの変更を行う
  3. ドキュメントを生成する
  4. 生成されたドキュメントを確認する(HTMLファイル)
ソースファイルを書き換えた場合は,c, dの操作で ドキュメントを変更する. (bの操作は不要)

以下は、b〜cの操作


  1. 設定ファイルの生成
    1. プログラムを作成したディレクトリに移動する
    2. 設定ファイル Doxyfile を生成する
                  $ doxygen -g
      	    
    3. 上のコマンドを入力すると,設定ファイル Doxyfile ができている
                  $ ls -l
                  
      で表示されるファイル一覧で確認することができる.
  2. オプション指定(設定ファイル Doxygen の編集)
    1. エディタを使用してファイル Doxyfile を編集する.
        OUTPUT_LANGUAGE        = EnglishJapanese
        EXTRACT_ALL            = NOYES
        SOURCE_BROWSER         = NOYES
        STRIP_CODE_COMMENTS    = YESNO
        ALPHABETICAL_INDEX     = NOYES
        LATEX_CMD_NAME         = latexplatex
        
        
      ファイル中の上記の行について, 緑色の箇所を 赤色の字句に変更し, 保存する.

  3. ドキュメント生成
    1. 引数無しで doxygen を実行する
                  $ doxygen
      	    
    ソースファイル(プログラムファイル)を修正、変更した場合, 1,2の操作は不要,3の操作をもう1度繰り返す.

Doxygen により,HTMLファイルがディレクトリ html 内に生成される.

html 内の index.html ファイルを webブラウザで開き,内容を確認する.